Netflixで「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」を観た。
デジタル・ミニマリストがSNSを使うユーザー側に寄り添った内容だった一方で、この「監視資本主義」の方はFacebook、Twitter、Instagramなどの元社員たちの証言がベースになっているだけあって、企業側の思惑に一歩も二歩も踏み込んだ内容だった。
SNSはタダで利用できるものではなく、対価として求められているのは我々ユーザーの個人情報。巨大テック企業は、いかに効率的にユーザーの個人情報を引っ張ってくるか(いかにユーザーにSNS中毒になってもらうか)に技術を注いでいる。GoogleとかYoutubeとかも、実はユーザー自身が自発的に検索しているのではなく、“ユーザーが自発的に検索したと思うように設計されたアルゴリズム”の結果として検索している。
なんてな、なかなかホラーな話。
FacebookやTwitterの中の人たちが、自分の子どもにはSNSを使わせないようにしているということが、SNSの危険性を端的に表している。
ネットの中に愛情を注ぐよりも、自分の身の回りに愛情を注いで生活していくべきだよなぁ、と。
観終わった後、スマホ、タブレットの大部分のアプリの通知をOFFにして、検索にはQwantを使ってみることにした。
来年のシステム手帳カバーをネットでポチりと購入。
SNSとは距離を置きたいと思いつつ、ECにはしっかり取り込まれてる、この現状(笑)